OCNモバイルONEを提供するNTTコミュニケーションズは、ドコモと同じNTTグループの企業です。ドコモのサブブランドとしてOCNモバイルONEは、NTTドコモから通信回線を借り、自社ブランドのサービスとして格安SIMを提供しています。
OCNモバイルONEは、NTTドコモのネットワークを利用しているため、全国幅広いサービスエリアでご利用いただけます。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEエリアの確認方法
OCNモバイルONEエリアは、以下にアクセスし、住んでいる地域で検索します。
ピンク・オレンジ・ブルーで染まっている場所が、LTE対応エリアです。
色によって、LTEの種別が異なります。
ドコモのサイトでは速度別のエリア確認ができます。これは自信の表れが出ています。
OCNモバイルONE対応エリアは必ず繋がる?
OCNモバイルONEサービスエリア内であっても、屋内、地下、トンネル、ビルの陰、山間部、海上等、電波の伝わりにくいところでは通信を行うことができない場合があります。
OCNモバイルONEのLTEはプラチナバンドで周波数が低いので、速度は遅いが基本的に地下やビルの影でもつながりやすいです。
地方の山間部や新幹線の中など、電波が繋がりにくいようなところでも繋がりやすくなっていますが、必ず繋がるわけではありません。
OCNモバイルONEエリアはドコモのネットワークで繋がりやすい
OCNモバイルONEのネットワークとなるドコモは現在、800MHz帯、1.5GHz帯、2GHz帯、3.5GHz帯、そして東名阪でのみ利用可能な1.7GHz帯の、主に5つの周波数帯の電波を用いて携帯電話のエリア整備をしています。
このうち広いエリアをカバーするための用途として、主に800MHz帯と2GHz帯、2種類の周波数帯を用いています。
中でも800MHz帯は、5つの電波の中で最も周波数が低く、障害物の裏などにも電波が回り込むことから、遠くに飛びやすい特性があります。
ドコモでは、主に地方や山間部など、広い範囲のエリアを効率よくカバーできることが求められる地区で、800MHz帯の電波を積極的に活用することで、広いエリアでの通信を可能にしています。
auやソフトバンクよりも地方や山間部での電波は圧倒的に強いです。
ドコモの基地局などへの通信設備への投資額は3つのキャリアの中で一番です。そのため、基地局の設置も他のキャリアに比べて充実しております。山間部や人が少ない田舎の方でも確実につながるキャリアです。
人口の多い都市部では、エリアカバーしている場所であっても、多くの人が一度に携帯電話を使用することで回線が混雑し、携帯電話がつながりにくくなることが多々あります。
そこでドコモでは、残りの1.5GHz帯、1.7GHz帯、3.5GHz帯を、主に都市部で積極的に活用しています。複数の周波数帯にユーザーの通信を分散させることにより、多くの人が同時に携帯電話を使用しても、問題なく接続できる体制を整えています。
OCNモバイルONEはエリア内の通信速度は速い?
OCNモバイルONEのネットワークとなるドコモは一番ユーザ数が多いということもあり、総務省より免許を受けている周波数の数も一番多いです。
そして最新の通信規格にも早く対応しています。高速通信の要である3.5GHzのエリア展開が早く一番広いエリアに対応しています。
3.5GHz帯はドコモでは「PREMIUM 4G」と呼ばれている周波数帯です。LTEのその先、LTE-Advancedと言われており、ドコモのスマートフォンなどでは「4G+」「LTE+」と表記されているものです。
東名阪の一部エリアで運用されており、2018年5月からは受信時最大988Mbpsと通信速度は高速です。
3.5GHz帯は従来より高い周波数帯であり、直進性が強いため建物などに遮られやすく、回り込みにくいという弱点があります。